mise（セットアップツール）の使い方

mise は、プロジェクトごとに使用するツールのバージョンを管理するためのツールです。

インストールと初期設定

1. miseのインストール:

   • Windows (winget): winget install jdx.mise
   • macOS / Linux (Homebrew): brew install mise

2. シェルへの登録:

   • インストール後、シェルの設定ファイル（例: ~/.zshrc, ~/.bashrc）に eval "$(mise activate <shell_name>)" を追記し、シェルを再起動します。

バージョン管理

• グローバル設定（PC全体でのデフォルト）:

  mise use --global python@latest
  mise use --global node@lts

• ローカル設定（プロジェクトごと）:

  • プロジェクトのディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行します。

  mise use python@3.10 node@18

  • .mise.toml ファイルが生成され、バージョン情報が記録されます。

主要コマンド

コマンド	説明
mise use <ツール>@<バージョン>	ローカル（プロジェクトごと）のバージョンを指定
mise use --global <ツール>@<バージョン>	グローバル（PC全体）のバージョンを指定
mise install	.mise.toml に基づきツールをインストール
mise ls-remote <ツール>	インストール可能な全バージョンを一覧表示

Tags: #mise #環境構築 #バージョン管理