卒業論文関連
中間報告会
- 研究背景: 学生のデバッグに関する現状と、その重要性を述べる。
- 研究目的: 学生のバグ特定能力の向上を目指す。関連研究と絡め、提案手法の位置づけを明確にする。
- 提案手法: 独自ツールの仕様と、その妥当性を実験結果に基づき示す。
- 実現手法: 開発環境、使用言語など、具体的な実装方法について述べる。
- 予備実験: ツールが直接関与しない部分の検証結果を報告する。
- 今後の展望: 実験結果から考察されること、今後の課題などを述べる。
発表資料で意識すること
- 問題提起: なぜこの研究が必要なのか。現状の課題(例:場当たり的なデバッグ)を明確にする。
- 解決策: どのように問題を解決するのか。具体的な指導法(体系的な手順、ブレークポイントの適切な配置)や、ツールの役割(Scratchによる学習支援)を提示する。
- 成果: 何を開発し、何を明らかにするのか。ツールの機能や、実験で検証したい項目(デバッグ手順の体系化、ブレークポイントの理解度など)を具体的に示す。
- 有効性: 問題は解決されたのか。実験結果に基づき、提案手法の有効性を客観的に評価する。
研究の方向性
- 研究クエスチョン(RQ):
- RQ1: ブレークポイントを用いたデバッグ学習支援ツールは実現可能か。
- RQ2: ツール利用により、ブレークポイントの適切な配置を習得できるか。
- RQ3: ツール利用により、ブレークポイントを用いてバグを修正できるようになるか。
- 実験計画:
- 対象者: プログラミング初学者〜中級者。
- プロセス: C言語でのデバッグ → ツールを用いた学習 → 再度C言語でのデバッグ、という流れで行動変容を観察。
- 評価指標: 試行錯誤の回数、ブレークポイントの使用回数などから、デバッグ能力の向上を測定。
- ツールの要件:
- Scratchベースのデバッグ環境。
- ブレークポイント、ステップ実行機能の実装。
- 学習者が自身の考えを記録・比較できる機能。
Tags: #卒業論文 #研究計画 #デバッグ